松明行事の準備

    
前年秋 竹切り・柴刈り 竹・柴ともに自然乾燥させる。

乾燥中の竹・柴
12m程度の竹、約70本
柴、約40束
2月11日 ナワウチ(大縄づくり) 老人会主体でナワウチを行う。各自が藁を2束〜4束持ち寄り、梯子などを利用し8人かがりで直径約15センチ、長さ18メートルの大縄をつくる。縄は毛焼き(縄からはみ出ている藁を火であぶる)・カットなどをして美しく仕上げ、石道寺前の方丈池に約2週間浸け、その後洗浄・乾燥し本番まで保管する。
大松明用:直径15cm、長さ18m
お先松明用:直径5cm、長さ16m
7月下旬(第4日曜日) 道作り 清滝山登山道の補修・草刈の実施。
山頂火ともし場に焚き木を集め、自然乾燥させる。
登山道補修・火ともし場整備

8月14日午後5時 お精霊
その年のお盆に初盆を迎える家のものが清滝山に登り、山頂にて迎え火(小さな松明)に点火し墓地へ下山する。
迎え火

8月15日午前6時 松明作り
松明保存会実行委員が集まり、松明を作る。
大松明は30本の乾燥させた竹をだれ状に編み、竹・柴・杭などを入れ藤の根で締める。最大直径100cm・長さ10m程度の砲弾型の松明を作る。
お先松明は16本の乾燥させた竹を使い大松明と同様に、最大直径40cm・長さ8mの松明を作る。
最後に担ぎ棒(直径25cm・長さ10m杉の木)にナワウチで作った大縄を使いくくりつける。
大松明:直径100cm、長さ10m
お先松明:直径40cm、長さ8m